代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

ホリエモンこと堀江貴文氏から返信・リプライをもらう方法

 筆者はメルマガと755で彼から返信をもらったことがある。また、ツイートをリツイートしてくれたことがある。これはすべて三発三中で、空くじなしだった。

 取り立てて彼から返信をもらうことがスゴイ事では無いと思うが、自己満足に浸りたい方など、その方法を知りたい向きもあろう。なのでコツを紹介する。

レベル1 メルマガ

 お金を払っていることもあり、ルールさえ守れば返信は確実である。

 ポイントは

  •  四百字以内で簡潔に
  •  広告宣伝・複数はダメ
  •  曖昧・ざっくり・書籍一冊書けるほどの内容は不可

 さらに、実のある回答を貰いたければ、当然だが
 
 回答者として彼が適任であり、過去の問答を参照し、ある程度は回答内容を想像して質問する事
 
 「ググレカス」「思考停止」で代表される彼の返答だが、当然自分で調べて考えても思いつかなかったことを質問するのが両者に有益な問答となる。お金を払って質問するわけだから、ググればわかるようなことは質問すること自体もったいない。彼もそれは答えたくないのである。面倒いから。
 で、結構ウケるのが「童貞ですけどどうしたらいいですか」とか「就活どうしたらいいですか」と言う質問。前者はそんなの思考停止で、風俗を利用するか彼女を作るしかないのは分かりきったことである。で、彼女を作りたいなら堀江氏よりは藤沢数希氏の恋愛工学を読んだほうがずっと役立つはずである。堀江氏への質問としては不適だと思う。
 また、後者の質問の答はいつも決まっている。「起業」としか答えてくれない。あるいは「好きにしろ」である。
 そんなの、彼の過去の書籍、ツイート、トーク、メルマガのいずれかを読んでいれば明白だ。なんぼ何でも情弱である。だいたい彼は「起業は簡単」「雇われるより、自分で仕事を作るほうが楽しい」と日頃から喚いているのだから、就活なんて選択肢は彼にはないのだ。
 彼に答えてもらえる、と言うのは手段だ。目的と取り違えてはいけない。

 実際に筆者が回答をもらえた質問はコレ。

オワコンと呼ばれ久しいゲームブックですが、ネットを散策していると
「復活して欲しい」「作るのが楽しかった」と言うコメントをよく見かけます。
私もかつてゲームブックを自作してベーマガに投稿し採用され、
生まれて初めて働くことでお金を得たのがゲームブックでした。
時流にあったスマホ対応のゲームブック(サイコロ・チェックシート不要)
なら世間に受け入れられるのではと思い
先日投稿サイト「http://gamebook.xyz/」を立ち上げました。
でもN60-BASIC位しか分からない私には非常にUIが
悪い状態でしか立ち上げることが出来ませんでした。
特に作品を投稿する、という操作が非常に悪いと思っています。
ググったり、本屋に行っても改善策が思いつきませんでした。
WordPressでいいプラグインやテンプレートがあるでしょうか。
それともランサーズなどで依頼すべきでしょうか。
アドバイスをお願い致します。

 で、メルマガNo270で回答をもらえた。ここにその回答を載せると著作権に引っかかると思うので、「証拠見せろ」と言う方はバックナンバーをご覧頂きたい(有料)

 ま、でも内容を言ってしまうと「現状でもさほど悪くない。プロに頼めばまあまあになる」(ほぼ引用に近い)
 で、何故か丁寧語だった。もちろん筆者は質問を考えるのに物凄い労力を使って書いた。「ゲームブック」「ベーマガ」「N60-BASIC」と言う、見慣れない単語も敢えて並べた。
 これは堀江氏が自著我が闘争の中で「ベーマガ」と呼ばれるコンピュータ雑誌に、BASICと呼ばれるプログラミング言語でゲームを作り、投稿して採用された、と記述があったからである。つまり「懐かしい」と思ってもらえるだろうし、さらには「わが闘争を読んでいる」と言うアピールにもなろう。「ゲームブック」はベーマガを知っている世代ならかなりの知名度であり、彼なら知らなくとも当然ググるから問題ない。

 なので、彼が食らいつくと思われる餌をさり気なく散りばめたつもりなのだ。

 回答をもらえるまで、私は当初「無視されるかなあ」とか「ググレカスとか言われるかなあ」と不安であったが、想定外の良心的な回答に驚いたのである。私はこの回答から「現状でさほど問題ない」と判断し、投稿者にはツールを紹介するページを作成し、この質問とは全く別の、本当にやりたいことにお金を使ったのである。
 彼はユーザーインターフェースにはうるさい。スマホ対応は必修だ。それなのに「そんなに悪くない」と言っているのだから別のことに投資したほうが良いと私が判断するのに大変役だった。

 

レベル2 755

 筆者の直感だが、ツイッターよりは755の方が返信はしてもらえると思う。ユーザーインターフェースも会話を重視して作られているので質問が可視化しやすい事と、堀江氏肝いりのツールだから、宣伝の意味合いもある。それにタイムラインを流れる質問がかなりユルい。若年層が多いのかな? と言う印象である。なのでちょっとレベルの高い質問をすれば返して貰えそうなので注目である。

 で、少々アホくさいのだが、わりと返答を貰えそうなのが「○ください」である。○にはナスとかバナナとか、野菜・果物等の絵文字である。意外とコレを要求するユーザーが多く、堀江氏自身も「俺も意味が分からん」と言いつつ「○」とだけ返信している。
 ……だから何? と言う感じ。ウケる……。かまってちゃんと言うか、挨拶みたいなもんだね。

 結構755で堀江氏の返信が多いのが「ね」である。「ばれ」がその次か。「ね」と言うのは同意である。ユーザーが例えば「○○さんも755してくれたらいいのにね」と言うトークに対し、堀江氏が「ね」と答えているのが多い。
 「そうだね」とタイプするのが面倒いのだろう……。スゴイ会話である。

 で、「ばれ」は「がんばれ」の意味だ。「難病で入院します。応援してください」と言うトークに対して「ばれ」と言うように使っている。

 筆者が質問した内容はコレ。

ニコニコのメルマガは朝に届くようですが、BLOGOSは晩ですね。 ビジネスはスピードなので同じにして頂けると嬉しいです。

 で、彼の返答がコレ。

それはわざと差をつけてるんですよ。

 く、また想定外の返答だ。今回はネットで誰もが見られるやりとりなので、あえて載せてみたが、筆者は「運営に言って」とか「じゃあ、ニコニコにすれば」と言う返答かな~と思っていた。

 だが、丁寧語だし、なかなか通な答えである。メルマガは七社から配信されており、勿論読者はどれかを選べるのだが、時間差があるとは申込画面に一言も書かれていない。そもそも筆者がなぜニコニコのメルマガがBLOGOSより早いかを知ったのは、メルマガで回答をもらえたからだ。メルマガには「http://gamebook.xyz/」のリンクがそのまま載った状態で配信されたので、アクセス解析でニコニコのサイトからの訪問者が一時的に増えたことで発覚したのである。
 価格・内容はすべて同じなので、ユーザーはせいぜい「ニコニコの会員だから」とか「ライブドアのID持っているから」と言うような理由で選択するが、一番早くニコニコが発信されると知っていれば、ニコニコにしたのに……と筆者は思った。ホント、最初から言ってくれよな、って感じである。
 わざと隠しているのだろうか? どんな理由があるのか不思議だが、これ以上の質問は堀江氏に直接よりは運営サイドに聞いたほうが良い。
 で、悪いのはここで更に堀江氏に「なんで時間差がついているの~」と聞くことである。彼の機嫌と都合がよければ答えてもらえるだろうが、ちょっと複雑な回答になるのは目に見えている。七種類もあるのだから仮に全部異なればそれを説明するだけでかなりの分量になろう。それを多忙な人に答えてもらうのは失礼である。そもそもセブンイレブンで買った商品に仮に不備があったとして、セブン本社にメールやSNSで社長に「どうなってんの?」って聞く人はいるだろうか? 買ったお店に伝えて対処してもらったほうが両者にとって迅速で簡単に解決できるはずである。
 この辺は社会人的常識だとは思うが……。勿論常識を壊せ! とはよく言うけれど、自分のことのように相手のことを考えてみれば自ずと判断がつくところだと思うのだが、如何だろうか。
 彼は過去に755のサーバーが落ちた時も「サーバーがダウンしたようです」「申し訳ありません」と、想定外の腰の低さだった。(現段階では)広告掲載が無い上無料で利用できるのにもかかわらずである。彼が「固定観念を壊せ!」とはいうものの、あくまで人としての良識はわきまえて、というのが大前提である。

そもそも筆者の質問だって本来メルマガの運営にまずは聞くべきなのである。だから筆者も堀江氏からの回答は期待していなかったし、「運営に言って」と言う回答を想定していたのである。だが、丁寧語で含蓄ある返答をもらえたので満足しているし、彼はサービス精神旺盛だと感じている。

 う~~~ん。多分堀江氏に質問して罵倒される人はその辺を分かっていないのではなかろうか。

レベル3 ツイッター

 正直、ツイッターで堀江氏に返信してもらうには、知り合いであることが必要であると思う。さもなくばである。実際百二十万人以上いるフォロワーからのメッセージを一人で把握するほうが無理であろう。
 多分タイムラインを見ていれば彼が「今ツイッターをしている瞬間か否か」が把握できると思うので、タイミングと都合と彼の気分がすべて合い、運が良ければ返信してもらえることであろう。
 だが良識ある人なら思いとどまることだろう。確実に返信をしてもらいたいなら前述の2種類の連絡媒体があるのでそちらを使えばいいだけであって、ツイッターで返信を期待するのは無理がある。

 筆者はたまたま、堀江氏にリツイートされた経験だけはある。そのツイートがコレ。

 

 何だかむず痒い、小っ恥ずかしいツイートなので、ここに掲載するのもアレだが、読んでの通り、彼を応援する類のものならリツイートされる確率は高まる。もっとも、リツイートされたからといって特別なことは何もないので自己満足にすぎない。

 因みに筆者は前述の理由があるので、ツイッターで彼に返信してもらおうとは夢にも思わない。
 だが、彼のツイッターアカウントはフォローする価値はある。だから百二十万人以上のフォロワーがいるわけだが、ニュースに対しての彼のコメントが書かれているツイートを見かける。ニュースそのものも斬新であったり、世の中のイノベーションと言うモノを垣間見ることができる上、それに対しての堀江氏の是非くらいの意見は伺うことができる。それに対してあなたもあなたなりの意見を持てば世の中の流れというものを朧げながらに把握できる。もちろんそれだけでは不十分なので、様々なサイトを見るべきではあるが、情報氾濫の中、厳選されたニュースを閲覧することができると考えれば、彼のタイムラインは価値がある。
 たまに宣伝ツイートや、変な輩との論争が玉に瑕だが、論争そのものがウケるときも結構多いし、宣伝も許容範囲である。無料で利用できるのだから、オススメだ。

 

さて多少なりとも参考になったでしょうか?

以上、北海道からでした。

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さて、あなたはどうする?
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