大きな流れは3つ。英語圏の最近のゲームブック事情を簡単にまとめてみるよ。
こんにつわ。ゲームブック投稿サイトの管理者です。
その割には最近ゲームブックネタをサボっていたので、書きます。
テーマはタイトルの通り、英語圏の最近のゲームブックについて。
厚切りジェイソンさんが英語は日本語の5倍の情報量があるって言ってますよね。
数年前に流行ったこの曲もこのエントリ執筆時点で808,493,436再生。
「低く評価」だけでも195,759! 北海道釧路市民より多いわ。
(低く評価の理由は多分1:44からのムーンウォークが下手すぎるんだと思う)
Carly Rae Jepsenはカナダ出身です。
カナダの人口は約3,599万人(2015年10月加統計庁推計、全カナダ国民が22回閲覧している計算)
カナダだけではなく、英米豪をはじめとする英語圏でウケたんでしょうね。
いや勿論英語があまり通じない日本でも流行りましたけどね。
とにかく英語圏は凄い爆発力を秘めています。
なので今回は英語圏のゲームブック情報です。
目次
inkle
イギリスのゲームブックソフトウェアメーカー、inkleが地道に動いています。
最近のニュースはソーサリー第三部の「七匹の大蛇」(原作名:The Seven Serpents )がWindows、Mac、iOS、Androidでリリースされたこと。
Sorcery! 3: The Seven Serpents Official Trailer
↑iOS版はこちら。無論英語版しかありませんよ。
第三部と言うだけあって、1と2も無論用意されています。
Sorcery! 4 final map is in! It’s a humdinger from @schley. Here’s tiny snippet. pic.twitter.com/F2j5zVPoH5
— inkle (@inkleStudios) 2016年4月4日
↑当然四部の制作にも着手しています。マップをゲットしたようで……。
そしてソーサリーシリーズだけではなく
↑海外で評価の高いゲームブックをリリースしたり
↑ホラー系のゲームを制作、リリースしています。
アプリのクオリティが高く、画像・音楽、そして演出のセンスが高いです。
かなり期待できるソフトウェアメーカーです。
TinManGames
筆者が思うに、一番実績があるのがこちらのTinManGames。
オーストラリアの会社で、精力的にリメイク版をリリースしています。
もうじきリリースされる予定なのが火吹山の魔法使いのPCゲーム版。
実行画面のイメージgifアニメですが、なんだか凄そうでしょ?
筆者もクラウドファンディングで出資したので楽しみにしています。
得意分野はPCのみならず、アプリも得意なようです。
↓実際に筆者もダウンロードしてみたら凄いと思いました。
なかなかこのソフトウェアメーカーは期待できそうです。
3 Minutes Games
あと、ダークフォース的なのがこちらのメーカー。
サイトを見てもどの国か不明ですがおそらくアメリカ。
作品の作者Dave Justus氏がテキサスのオースティンなのでほぼ間違いないでしょう。
何を作っているかというと、「Lifeline」を作っているメーカーです。
We’re excited to announce that @lifelinegame has made it into Apple’s Best of 2015 for China and Japan! @AppStore pic.twitter.com/xLxyBwIax6
— Big Fish Games (@bigfishgames) 2015年12月10日
筆者のこのブログでは何度も言及しているのでアレですけど、2015年度の有料Appストアで日本と中国では1番に輝いたようなんですね。
実際「Lifeline」 の主人公「タイラー」の人気は凄まじく、ゲーム上ではタイトル以外、テキストでしか記されていないのにも関わらず、タイラーくんの想像イラストがTwitterのTLにあふれています。
@lifelinegame I painted.I'm happy if also can chat with Taylor.Thank you very much for letting me play in Japanese. pic.twitter.com/LgGttqiGwn
— [くぎんは取り込み中です] (@pleasedoodad) 2016年3月22日
↑日本のユーザーがこのようなイラストを描いて、Lifelineのアカウントが一時期ヘッダー画像に流用していたこともあったほどです。
もう、主人公のタイラーが初音ミクみたいな状態になっているんですよ。
ユーザーがタイラーを実在する人物のように接しています。
3 Minutes Gamesもその辺を上手く理解していて、Twitterで時間限定で#TalkToTaylorと言うハッシュタグをつけて@Tweetをすると、出来る限りリプライするというイベントを行ったり、バレンタインや年明けにセールを行うなど、ユーザーを大事にしています。
今後もLifelineシリーズが制作される見通しです。
@Codman36 Very soon.
— Lifeline (@lifelinegame) 2016年3月22日
僕たちは続編をいつ見られるの?
すぐだよ、もう間もなく
3月22日で「Very Soon」と言っているのですから、もうリリースされても不思議ではありませんね。
また人気が再燃することは間違いないでしょう。
問題はLifeline以外のゲームブックやゲームをリリースできるかという点。
今後の動向に注目したいと思います。
まとめ
ゲームブックは過去の名作のリバイバル版や豪華版、PC版やアプリ版がリリースされるものもあれば、全く斬新な新作が作られるという展開も見られます。
まだまだ世界規模でも地味と言えますが、徐々に広がってくれればと切に思います。
以上、北海道からでした。