代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

コンテンツの質の高さが問われる時代。競合が彼氏彼女のLINEの他にPokemonGOと言う強敵も現れた件。

こんにちは。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

今回はコンテンツの質についてです。

 

目次

過去の名作

ゲームブックは過去作品の復刻版が多いですね。

名作と誉れ高いのは火吹山の魔法使い。

ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」 (〈ファイティング・ファンタジー〉シリーズ)

ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」 (〈ファイティング・ファンタジー〉シリーズ)

 

当時は確かに名作でした。

でも恐らく現在全くこの作品を知らない方が初めてプレイしてみても我々ゲームブック世代と同程度の感動は得られないと思うんですよね。

と言うのはこちらの作品なんか凄いと思うんですけど

blog.gamebook.xyz

無料で出来るんですよね(!)

「パーフェクトチャイルド」はご覧頂ければお分かりの通り完成度が高いです。

ストーリーが実によく練られています。

登場人物の特徴も綿密で世界観もしっかりしています。

まるでその世界に主人公が迷い込んで冒険、いや人生を歩むかの様な臨場感さえあります。

世界観の住人の思いや息吹を感じ取る描写にも優れています。

おまけに全くゲームブックをしたことがない方にもわかりやすいようにお試しPlayを用意したりと至れり尽くせり。

ゲームバランスも絶妙で、第一章では比較的容易に設定されており、導入部で思わず引きこまれてしまいます。

極めつけは世界観を続々感じさせてくれるイメージイラストの数々。

正直火吹き山よりも完成度がずっとずっと上だと思うんですけど、ゲームブック界隈では火吹き山に知名度などでは敵わないんですよね。

これはどういうことかな? と考えたくなります。

スマホの台頭

スティーブ・ジョブズが電話を再定義すると称したiPhone。

これほどまでこの世界を革新的に変えてしまうとは驚愕です。

LINEは無料で通話・メッセージのやり取りが出来る。

距離や時間を気にせず、大切な人たちとの会話を容易に可能にします。

或いはPokemonGOに代表されるようなスマホゲームは老若男女問わず大人気。

人はこぞって時間をそれらに費やします。

翻って他のエンターテイメントを楽しむ時間が削減されたと言うわけです。

その事を明石家さんまさんが端的に指摘していましたね。

news.livedoor.com

何が競合か分かりにくい時代です。

芸人さんにとっての敵がPokemonGOと言う認識。

人は1日に24時間しかありません。

その限られた中でどのコンテンツを楽しむかと言う選択を突きつけられているのです。

コンテンツ力

翻ってゲームブックも過去と同じレベルですと厳しいわけです。

これは自作品を持込とかすると分かりますよー。

ましてやこれだけ無料で楽しめるコンテンツが蔓延する世の中ですからね。

モノの世界ではミニマリストや断捨離、コンマリさんが持て囃されています。

情報やコンテンツの世界でも、そういう時代なのかもしれません。

売るのはホント難しい時代ですね。

Kindleにnote?

前述のパーフェクトチャイルドはTwitterで楽しめるゲームブックです。

すなわち無料でプレイできます。

なぜかネット上の情報は無料と言う暗黙の了解がありますよね。

でもこれが何故か電子書籍と言うKindle版となると有料で買う人が居るんですよね。

そしてnoteだと情報商材並の価格でも売買が行われています。

これもまた不思議な現象です。

同じデーターの筈なんですけどね。

まとめ

Kindleの電子書籍を売るためにはどういったことが必要か?

それについてはちきりんさんがまとめてくれているので読んでみてください。

d.hatena.ne.jp

書籍を売るのに必要なのはちきりんさんの指摘するように4要素が卓越していなくてはならない上に、最重要であるコンテンツの質も異様なレベルで要求される時代。

売れるコンテンツを作るというのはもう奇跡的なことなのかもしれません。

 

まとまりがありませんが。

以上、北海道からでした。

 

さて、あなたはどうする?
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