代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

ゲームブックに限らないだろうけど、実績がある人にだけ声が掛かるのは不平等……。もっと才能のある素人に着目して欲しい件。

こんにつわ。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

最近とあるゲームブック作品を読みました。

ゲームブックとしての作り込みや完成度は高いのでしょうけど、純粋にエンターテイメントとしてつまらないな、とがっかりしました。

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(※写真はイメージです。と言うか河村友歌さんです

まるで顧客無視で技術的な高まりだけを目指し、自己満足して経営不振に陥って外国企業の傘下に入った家電メーカーの様です。

お金を払って買ったのですけど、その価値があるか首を捻りたくなる内容です。

これまでゲームブックの楽しさを伝えようと様々な作品のレビューを書いてきましたが、到底それのレビューを書く気がおきません。

ゲームブックを推進する者としては良くないことですけど、幻滅したので自分の気持をすっきりさせる意味でこのエントリを書かずにはいられません。

 

当然過去に実績のある方ですから、出版社も期待をかけたんでしょうけど、読む立場からしてみればいかがなものかと。

逆に、無料で非常にクオリティの高い作品を読んだことがあるのでなおさらです。

例えばこちらの作品。

Tweetの引用RTを利用して作られたゲームブックです。

第二章までできています。

物語は途中ですので、恐らく第三章に続くものと思われます。

プレイして頂ければ分かりますが、ものすごくクオリティの高い作品ですよ。

レビューは別エントリにまとめてあります。

blog.gamebook.xyz

blog.gamebook.xyz

物語はもちろん、唯一無二の世界観や素晴らしいタッチのイラスト、ゲームバランスも素晴らしいしお試しゲームまで初心者のために用意しているサービスぶり。

読者への心配りが溢れ出ているんですよね。

これほどの作品が無料で、冒頭で触れた作品が有料と言う理不尽に呆然としました。

 

何なんでしょうね?

 

世の編集者の方も見る目が無い。

出版不況と言われても仕方ないですよ。

普通にこう言う完成度の高い作品を制作できる方に声掛けすればいいのに……。

 

まあ、筆者もゲームブック作家と名乗っている割に駄作しか書いてませんが、プレイする側として意見するのは許されるかな、と考えてます。

 

何だかまとまりがなくてすいません。

 

パーフェクトチャイルドの作家さんグループは餓死寸前さんという同人サークルです。

SCRAPさん、講談社さん、KADOKAWAさんなどゲームブックをリリースされている商業出版社さんにはぜひ着目していただきたいと思います。

早い者勝ちだと思いますよ。

まあ、すでに声掛けしてお断りされたのかも知れませんが……。

 

以上、北海道からでした。

 

さて、あなたはどうする?
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