道民が東京に住んでみたら驚きの連続。ゴミは落ちてないし譲り合いの精神で民度が高い。人が大勢集まることの価値に気づきました。
こんにつわ。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
筆者は道民で、いつもは北海道からこのブログエントリを執筆していました。
ところが現在は諸事情で東京におります。
日本は狭いとか小さいとか散々日本人は思っていますが、
これを日本でやってみると国土面積だけでなく、「日本て本当に、南北に長いなぁ」と実感する。https://t.co/IOgyNTqRUJ pic.twitter.com/zsJZpleEp6
— Rogue Monk (@Rogue_Monk) 2016年9月30日
↑このTweetにあるように、メルカトル図法では面積が不正確なため、日本が地図上では実際よりも小さく表示されてしまいます。
そのため
日本は小さいな
と思ってしまうのも無理もありません。
ですがご覧の通り実はそれなりに大きく、とりわけ南北に細長いのが特徴です。
その結果として北海道と東京ではかなり環境が異なることに繋がるのです。
今回は実際に東京に来てみて、北海道民にしてみれば目ン玉が飛び出すほどの衝撃をレポートしてみたいと思います。
目次
町並みに驚く
新千歳から東京(敢えてどちらかはお伝えしませんが)に降り立ち、電車でGo!です。
都心に向かっていると興味深いことがあります。
それはまず瓦屋根
北海道では殆ど見かけられない光景です。
↑北海道ではご覧の通り「トタン屋根」と呼ばれるものが多いです。
これは降雪に起因します。
12月から3月の約4ヶ月間は降り積もったままですからね。
瓦屋根は雪に適していないのです。
ま、もちろん東京でも瓦屋根は古いのと同様、北海道でもトタン屋根は古い家屋に見られ、最近ではまた別の建材が採用されていますけどね。
もう一つは建物の密度感
とりわけ一般家庭やアパート、ビルなどが線路の直ぐ側に建てられている事に驚きます。
民家のすぐ横を電車が通るって……。
しかも線路を通すために複雑な形をしているんですよね。
これ、危険なんじゃないですか?
それに住んでいる方は電車が通る度に音や振動を間近に感じますよね。
公共交通機関に親しみが持てるのはいいですけど生活に支障でないのかな?
こんな路地をバスが……!?
密度感と言えば筆者は目ン玉が飛び出た光景があります。
↑まず……このバスなんですけど。
右の人をご覧になればこのバスが如何にコンパクトであるかはお分かりいただけるかと思います。
そのバスが
こんな狭い、歩道もない、車同士ですれ違いも出来そうにもない路地を普通の路線として走っているだなんて!
いやあ~、カルチャーショック。
これにはやられましたよ。
そもそも道民は、まずは降雪時期を想像します。
これ、雪が降ったら絶対通れないじゃん
と思うわけですよ。
道路の脇に雪山が形成されてしまいますからね。
それが平然と走っているのは凄いとしか言いようがない。
東京って本当に雪がふらない地域なんですねえ……。
ってかまず道路が狭すぎますよ。
それなのに人多すぎ。
野ざらしが多いですね
筆者もいろいろと東京を歩いて気づくのですが、商店は路地を多用していますね。
例えばスタバとかもガーデンテーブルや椅子をウッドデッキみたいなところにかなり広いスペースを設けて設置しているんですね。
それ、晴れている日はいいけれど雨降ったりしたらどうするのかと思っていたら、そのまま放ったらかしなんですね。
辛うじて軒先などでお客さんが悠然とコーヒーを啜っているんですね。
これも凄いなと思いますね。
勿論札幌とかでもビアガーデンとかやりますけど通年ではありません。
雪降りますから。積もりますから。寒すぎですから。
いやあ、本当に驚きますわ。
人が多いことで気づくこと
多くの人が集中する東京。
そこで思ったのは意外にも人々の譲り合い。
札幌などは例えば車の割り込みや、高速道路から降りてきてもなかなか一般道に入れてくれないなどマナーの悪さが指摘されています。
ところが東京で人が並んでいると、かなり自然と譲り合いをしているんですよね。
バスに乗る時、エレベーターの乗降時、そしてオーダーやお会計を待つ時。
譲る側も会釈をして手で促し、譲られた方も会釈をして速やかに行動しています。
これお互いに気持がいいですよね。
譲った方も喜んでくたら嬉しいし、譲られた方は勿論嬉しい。
だから次は自分が譲る方になろうという気になる。
結構民度高いと思いますよ、東京の方は。
ゴミがホントに落ちてない!
日本を海外に紹介するときによく
日本はゴミが落ちてない!
と云いますよね。
筆者は
何言ってるだ。落ちまくりじゃんよ!
と憤ります。
北海道ではとりわけコンビニの駐車場など、煙草の吸殻は勿論レジ袋やレシート、酷いときは飲み残しの缶ビールやつゆの残ったカップ麺が放置されています。
歩いているとコンビニのファストフードの紙袋などが風で舞い上がっています。
きちんと投げれや!
と思います。
(ちなみに道民はゴミを捨てることを「ゴミを投げる」と表現します。この場合ボールを投げるような意味合いは全く含まれていないので要注意です)
ところが、ですよ。
東京ではマジでゴミが落ちてないんですね。
これはびっくりしました。
まあ、コンビニに駐車場がないと言う実情もあるのかもしれませんけど、ゴミが本当に落ちてないですね。
これは商店が多く、店舗の方が積極的にゴミ拾いを行っている事が大きいとは思いますが、おそらく待ち行く人もゴミを落とさず、極力所定の場所に捨てる様に努めているのだと思います。
素晴らしいことだと思います。
人が多い事の価値
そして人が多いことで商品やサービスが何でもあると言った感じです。
ネット通販も即日配達ができる! 但し23区だけ
と言うのは多いですよね。
需要が多いので供給もし易いというのが実感できます。
例えば筆者はこちらに来て急に半袖ワイシャツが必要になりました。
一時的な滞在のため荷物を少なくしたので持ち合わせてませんでした。
仕事の兼ね合いで洋服屋さんに行く時間は20時過ぎ。
これは札幌などでは閉店時間です。
ところが東京では営業している店舗があったんですね。
そして今の時期半袖ワイシャツなんて処分品で普通は取扱がないんですよ。
でも店員さんに聞いたらわざわざ倉庫で奥深くに保管していたものを探し当てて筆者のために持ってきてくれました。
おかげで本当に助かりましたよ。
感動しましたね。
まとめ
今まで東京に来て1週間も経たないのですが、その素晴らしさを毎日のように体感しています。
このように大変な魅力的な街なので東京には人が集まるんだなあと実感します。
これからオリンピックに向けても非常に期待がかかるところですね。
以上、東京からでした。