普段テレビやドラマを見ないけど、「下克上受験」を見たら笑いあり涙ありで大変面白かった。オススメですよ。
こんにつは。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
最近ゲームブックのネタじゃなくて済みません。
今日はたまたまテレビドラマを見ました。
「下克上受験」です。
原作もあります。
何度か書店で見かけたこともあり、内容やストーリーはほぼ想像がつきます。
数年前に流行ったのビリギャルみたいなもんですよね。
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またそのパターンか……と思ってはいたのですが、ママ役が深田恭子さん。
いや、それは見ちゃうわ。
そのまま見てますと、子役のタレントさんも去ることながら、阿部サダヲさんの熱演がグッと来まくりですね。
自分も二人の子供を持つ親なもので、感情移入してしまいましたね。
自分の子供は↓このブログの様に
ダンスィ二人なので、
一人っ子で女の子だとどんなんだろうな~
と言う想像力を掻き立てられるのも相まって見入ってしまいました。
要するに学歴がないと人生うまくいかないみたいな価値観が綴られています。
筆者もねー。
大学は低偏差値だったのでその気持は良くわかりますよ。
特に滑り止めのつもりだった大学たちにも蹴られ、6つ受けたうち5つに落ちちゃったりするとねー。
↑あんな大学に行くぐらいなら死んだほうがマシとまで入学前は思ってましたから。
まあでも、入学したらめちゃくちゃ楽しかったし、一応は東証一部のリーディングカンパニーにも入社できたので結果オーライですけどね。
人生実はそんなもんだと思うんですよね。
まず、この主人公の阿部サダヲさん、深田恭子さんと結婚している時点で勝ち組じゃないですか。
世の中高学歴でも結婚できてない人もいるのに。
ましてや深田恭子さんですよ?
いや、役柄上ではあっても実話上でも美人と結婚できたんでしょ?
ドラマ見てましたけど、深田恭子さん、阿部サダヲさんのお父さんが退院してきたら貧乏なのに盛大なすき焼きパーティーとお酒を振る舞っていましたよ。
出来た嫁ですよ。
いや、別にウチの嫁さんを責めているわけじゃないですけど。
あと子供との愛情や信頼関係が見事に構築されているんですね。
これはこの家族だけではなく、日本全体のいい傾向かと思います。
だってバブル絶頂期の日本って家族崩壊が多かったですから。
思春期の子供と両親の確執はそれはもう日常に溢れていたんですよ。
大きな変化が起きたのは311だと思いますよ。
家族の絆が見直されたんです。
それからじゃないですかね。
日本は大変に貧乏になった。
でもそれまで蔑ろにされていた家族の絆が深まった。
なので幸せのバロメーターとしては上向きなんじゃないかなあと思います。
だから人ってつくづくチルチルミチルの様に青い鳥を追いかけたくなるもんなんですね。
幸せは目の前にあるんですよ。
筆者がこの「下克上受験」 を見て思ったのは、この家族は既に幸せに暮らしているということなんですよね。
それが日常のように当たり前だから、幸せは子供を大学進学させることだと思いこんじゃうんでしょうね。
勿論それも選択肢のひとつです。
でもねー。
ホリエモンとか
ちきりんさんとか
高学歴の人ほど
大学に行っても無駄
とか
大学進学しても幸せになれない人が多い
と訴えています。
実のところ大学に必要以上に期待かけすぎてもダメだよ、ってとこなんですよ。
なのでこのドラマでお子さんが難関私立中学受験をするわけですけど、ちょっと時代錯誤かなあと言う印象があるんです。
筆者は自分が受験した頃は大学進学が今と違って大変に価値のある時代だったので、ノスタルジーをいだきながら見ましたが。
そのような思いをいだきつつも、家族愛や阿部サダヲさんの本当に一生懸命な姿が胸を打つ最高のドラマに仕上がっています。
筆者もけなしたいんだか褒めたいんだかわからんくなってきましたが、いーんじゃないですか。
ドラマなんだから。
原作は実話だとしても。
お子さんを持つパパママは必須のドラマですよ。
見逃した方は↓こちらで1週間位は見られます。
ぜひ楽しんで下さい。
以上、北海道からでした。