はあちゅうさんの「自分を仕事にする生き方」を読んだ! Amazonレビューでdisる人にこそオススメの良書。せめて読了してから語ってよね。
こんにちは。
さあ、選択肢を作りましょう。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
ハリウッドでのパワハラ、セクハラの実態を勇気ある女性たちの告白によって世界的にムーブメントが起きている#meetoo。
日本でははあちゅうさんが電通時代のパワハラとセクハラを告白し、それが炎上しています。
それとは別にはあちゅうさんは新刊を上梓しました。
それについてのamazonレビューが荒れておりまして。
↑例えばこのレビュー。
米国を引き合いに出して日本のあらゆる現状を批判
なんてしてませんけど??
例えば下記のサイトで書籍の概要に触れることができるのですが。
はあちゅう<「自分」を仕事にする生き方> - 幻冬舎plus
レビューがいかに見当違いで、全く読んでもいないのに作者批判だけしていると言うことが伺えるでしょう。
さらに、関係のないことまで批判を綴り、ここまで来ると病院に行ったほうがいいんじゃないかとレビュアーの心身が心配でたまりませんが、それよりははあちゅうさんの心配をしたほうがいいなと思い、下記のTweetをしてみました。
お疲れ様です。私は何も出来ませんがせめて新刊を買って応援したいと思います。イケハヤさんとのサロンにも参加しておりました。Amazonのレビューも買ってもいないのにdisってる、志の低い人ばかりですね。でも凄い人からは評価されていらっしゃるのでお気になさらずに。
— Yoyogi Jotaro@何だか良く分からない人 (@yoyogijotaro) 2017年12月22日
すると、まさかのご本人からのリプライが!
しみる😭ありがとうございます
— はあちゅう (@ha_chu) 2017年12月22日
しみてくれたんですかい!?
まるで勇者にでもなったかのような気分。
(↑このエントリ執筆時点でインプレッション12万超えってウケる)
ガチャで何十万もつぎ込むより、1,123円(税込)でコスパよくてオススメですよ。
正直この手の自己啓発本はホリエモンとかよっぴーさんとか、イケハヤさんとかひろゆきとか。
あまりにも読みすぎてお腹いっぱい感はあったのですが、女性ならではの見解とか、文章をかいたり読んだりするのが好きすぎる方の文章って、読むだけでも価値があると思うのでAmazonポチしました。
(そう。ホリエモンのは書籍によって本当にライターが違うなあってつくづく思います。ぜひ読み比べてみてください)
その時の模様と、本物のレビューってやつを思い切り魅せつけてやりたいと思いますッ!
目次
内容
すごく究極的に言うと、幸せになるための本です。
仕事について言及されていますが、それは社畜や貧乏暇無しフリーランスではなく、自分らしくどう生きるべきかという方向性を示す羅針盤みたいな感じ。
例えば主婦だと、子供がようやく手離れして時間に余裕ができてもパートで時給が安い。
どうしたら自分の価値を高められるのか。
そういう具体的なケースについて、はあちゅさんご自身の経験や考えに基づいて書かれており、とてもスムーズに読者自身の立場に置き換えて考えることが容易になっています。
つまり単なる掛け声や精神論ではなく、実践的な部分も含んでいます。
これは女性で文系学部出身とは思えない書き方でいい意味でちょっとびっくりしますよ。
西野カナさんのトリセツとか聞いたあとで読むとその凄さが実感できることでしょう。
んー。
まあ、ジェンダーや文系理系の差別を言いたいわけではなくて、簡単に言うとおっさんが読んでも大変勉強になるという意味です。
感情論や気分的なふわふわした詩歌やエッセイではなくて、きちんと理論建てて書き綴られているという意味です。
よっぽどAmazonのレビューの方が感情論に終止しています。
文体がいい
これは好みによるのですが、先も言及したとおり、はあちゅうさんは文章を読むのも書くのも好きすぎる方です。
2歳から「本を書きたい」と言っていたそうで。
「林真理子さんの本を読んで生き延びてきた」とも言っています。
そういう活字ジャンキーの人のしたためる文章はグっとくるんですよ。
文章を読み進めるだけで楽しい。
全体的に丁寧語ですこし口語体に近い部分もあり、優しく話しかけてくれているような雰囲気です。
なので説得力もあり、疲れている時に読むと元気が出ますよ。
もちろん内容的に厳しい部分もあり、
怠けていてはだめだ。
もっと自分を高めないとヤバイ
と言う気分にさせてくれるコンテンツです。
共感づくし
これも筆者の感覚なので、個人差がある前提ですが……。
なんか読むのに時間がかかったんですよ。
というのもページを繰る度に「それな」とか「御意」と頷ける部分が多くて。
例えば「お客」に対しての考え方。
筆者は小売店勤務の経験が多いので、文句の言う客も多数経験してきました。
でももちろん、とってもいいお客様も大勢いらっしゃいます。
本来「いいお客様」に対して時間を割いたり、様々なサービスを提供したいのですが、現状ではいわゆる「クレーマー」に時間やお金を使ってしまうことも多いのです。
逆だろと。
その筆者の気持ちを汲んでいるかのような記述があり、思わず頷いてしまい、走馬灯のように小売店時代の記憶が蘇り……。
なかなか次のページに進めませんでした。
同意不要
ま、別にあなたははあちゅうさんではありません。
筆者も同様。
全く正反対の意見を持ってもいいわけです。
例えば「出会いを増やし過ぎない」、というのがはあちゅうさんのスタイルですが、これは別に同意せずに、
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出会いこそ人生の宝探しだね!
と言う考えでももちろんOK。
選択肢はあなたが決めるのです。
はあちゅうさんが言っているから
じゃなくて、自分の頭で考えるんですよ。
共通項に気づく
読み進めていると、第一線で活躍している方々が主張していることと同一ベクトルのことを多数見つけられると思います。
先に挙げたホリエモンとかよっぴーさんとか、イケハヤさんとかひろゆきとか。
これにより、
- あの人が言っていることのパクリだと思うか
- あの人も言っていたことをはあちゅうさんも言っている、だからその考えは信頼性があるんだ、と思うか
その選択肢はあなたが選んでもいいのです。
筆者はもちろん後者ですけどね。
民主主義というか多数決と言いますか。
多くの人が異口同音に言っているから、その方向性で行こう!
でいいな、と思います。
だってその方が得した気分になれるから。
前者だと「買って損した」とネガティブな感情になっちまいますよ。
ホラ!
それだけで不幸になったり幸せになったりしますね。
その選択肢はあなたが握っているんですよ。
まとめ
以上書いたとおり、仕事や生き方で悩んでいたり、今一歩新しいことに挑戦することを躊躇している人なら老若男女問わずおすすめの作品に仕上がっています。
そして、Amazonレビューがいかにテキトーに恥ずかしいことを書きなぐっているかが、賢明なあなたなら瞬時に理解できることでしょう。
むしろAmazonに下らないレビューを書いて、自らつまらない思いや不満を感じている人たちこそ、この作品はオススメなんですけどねえ。
本当に読了したら、あんなレビューは絶対に書けないはずですよ。
童貞とか、関係ないでしょ!?
買うか、買わないか?
選択肢はあなたに委ねられています。
追伸
以上書き連ねてきたように、選択肢の重要性をお分かりいただけたでしょうか?
ゲームブックは選択肢を選び続ける物語。
身近な例だとYes-Noチャートを物語化したモンだと考えてもいいでしょう。
それこそAmazonでdisる人にこそ別の選択肢があると言うことを気づかせてあげたいですよね。
だからこそ筆者としては文才あるはあちゅうさんにこそゲームブックを作成して頂きたいのです。
あれだけ文章にまみれて生きてきてゲームブックの存在を知らないわけないのでは?
新しいことにチャレンジすることの重要性を著作の中で説いていらっしゃるので。
ゲームブックはオワコンとか懐かしいとか言う方がいますがとんでもない。
小説なんて源氏物語が世界最古とか言われて1008年が初出ですから1000年以上の歴史があります。
世界初のゲームブックは1930年と言われていますからね。
90年程度の歴史しかありませんから。
芥川賞などを多数受賞されている津村記久子先生の執筆した「真夜中をさまようゲームブック」は大変に面白かったですよ。
ぜひともはあちゅうさんにこそゲームブックを書いていただきたいものです。
以上、北海道からでした。