3月1日北海道大荒れで飛行機は欠航が相次ぎ、JR北海道もほぼ全域で運休なのに何とか成田空港から札幌までたどり着いた話
こんにちは。
さあ、選択肢を創りましょう。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
筆者は仕事の都合で首都圏に長期出張しており、本日(2018年3月1日)北海道に戻ることになっていました。
ところがこの日は北海道が大荒れ。
(北海道防災情報よりスクリーンショットにて引用)
何と言うのか……ほとんど北海道全域でヤバイです。
(JR北海道 - 列車運行情報よりスクリーンショットにて引用)
↑交通機関もほぼ全域で運休と言う凄まじさ。
もう、これはその日に北海道にたどり着くのは無理なんじゃないかという状況。
それでも東京(じゃない、千葉)成田空港は晴れていましてね……。
なので例え新千歳空港に辿りつけなくとも
- 函館空港に着けば札幌までJRで行ける
- 最悪は東京駅から新幹線や特急に乗って札幌まで行ける
と思っていました。
さてどの選択肢を選ばうかな〜なんて。
甘かったですねぇ。
もっとも、成田空港にいるだけでは北海道の情報(全道的に交通機関が麻痺していること)がいまいちわからないんですね。
空港でも「札幌周辺が雪の影響で……」というばかり。
筆者も「札幌周辺だけなんだろうなー」と油断してましたよ。
でも欠航が相次ぎ、空港の係員の人に聞くと「飛行機が離陸して新千歳空港上空に来ても、悪天候で着陸できず、成田に引き戻るリスクがあります」と言うではありませんか。
元に筆者が予約したのと別の航空会社の運行状況はこんな感じでした。
ほほ〜。
『条件付き運行』と言うのが『成田に引き返すリスクがある』と言うことなんですね。
で、筆者の予約している運行会社は……。
……。
いや、あの。
手書きがダメっていうんじゃなくて、きちんと更新されてないでしょ。
たしか14時台のも欠航になったはずだし。
てかこの航空会社は1日のうちに5便以上欠航になった例がなかったんでしょうかね。
書ききれてないし。
わかりにくいな。
で、全便の運行状況が一覧になっている表示を探したのですけども。
↑これね。
画面が小さいし(家庭用の方がよほど大きい)なぜか国際・国内・到着・出発ですべて分散して陳列されているんですよ。
本当にわかりにくい……。
そしていざ搭乗手続きが始まり、搭乗前にトイレに行こうとしたら係員の方に呼び止められ「条件付き」であることを確認されました。
てか自分以外に大勢お客さんいるのに何で筆者だけそんなこと確認されるんだか。
警察の方に職質される怪しい人じゃないんですから。
飛行機に乗ると、キャビンアテンダントの方はいつもと変わらぬように振る舞い、リスクのあるフライトであるにもかかわらずお客に安心感を与えてくれました。
飛行機も通常通り飛び立ちましたが、いざ着陸が近くなると大きな揺れを何度も感じました。
まるで東京(じゃないだろ千葉だろ)デ〇ズニーランドのアトラクションにでも乗っているかの様。
あまりにも上下左右に揺れ、失速しそうな感じもあったりエアーポケットにハマったのか落下するような挙動があったりと肝を冷やしました。
これは……。
仮に成田に戻ることが合っても文句は一切言わないよーと思わんばかり。
ずぶの素人の筆者でも着陸が相当困難であることが伺えました。
でもほんの一瞬、機体が安定することがあり、針の目を縫うように乱気流の隙をついてスムーズに、いつの間にか着陸しました。
路面は大雪。
タイヤはスタッドレスタイヤなんだろうか……。
雪上を車で運転したこと何度もあるけど、本当に雪の上って大変であることを思い出しました。
滑ったり、グリップがきかなかったり、後輪が遠心力で投げ出されてドリフトしたり、制動(すなわちブレーキ)も著しく効きが悪いし、ものすごく高度な運転技術が要求されるのです。
もちろん除雪をしてくれた空港の大勢のクルーたちや、管制官がいかに苦労して着陸まで誘導してくれたのか。
ここに記載漏れもあるでしょう。
とにかく大勢の方が成田発新千歳までの航路を実現してくれました。
良かったです。
成田に戻らないで済みました。
さらにはJR北海道は札幌と道内主要都市である旭川、函館、帯広、釧路、網走への各地の路線がほぼ運休であるのにも関わらず、新千歳空港から札幌までの路線は何とか運行してくれました。
おかげで筆者は無事目的地までたどり着くことができました。
まさに有り難い。
このブログをもって感謝をお伝えしたいと思います。
本当にみなさん、ありがとうございました!!
以上、北海道からでした。