Advent Calendar 2015「クソゲー」に参加したので、そのネタを書きます。この記事は12月6日に読まれる事を想定して書かれています。
こんにちは。ゲームブック投稿サイトを運営している者です。
唐突ですが
Advent Calendar 2015と言うネットサービスがあり、それは
Advent Calendarは本来、12月1日から24日までクリスマスを待つまでに1日に1つ、穴が空けられるようになっているカレンダーです。WebでのAdvent Calendarは、その風習に習い、12月1日から25日まで1日に1つ、みんなで記事を投稿していくというイベントです。
Adventarより
と言うもので、カレンダーは主催者が用意したタイトルにそっていろいろ用意されています。その中で「クソゲー」と言うタイトルがありました。
ゲームブックも立派なゲームに違いありません。
でも実質オワコンと言う冷遇下にあり、何となく「クソゲー」感が漂っているとも言えるので、結構チャンスかな? と思って参加してみることにしました。
目次
忘れちゃいます
なんかこのカレンダーのサービス、できれば予約した当日に記事を投稿するのが望ましいようなんですけど、筆者は絶対忘れちゃいます。
予約投稿だとURLが確定しないので、そうなるとカレンダーにURLを貼れない状態が続きます。
なのでフライングでもう公開してしまいます。
本来筆者は12月6日の公開担当なのですが、11月26日に公開しますので、皆さんもこのエントリは12月6日にお読み下さい(?)(いえ、ご自由にお読みくださいね)
では語ります
ゲームブックを知らないと言う方が大多数でしょうねえ。
世界一有名な某元県議さんじゃないですけど
〇〇記者、あなたには分からんでしょうねえ
と言う台詞を引用したいほどです。
でもある年代の方は
懐い! 今でもあるの?
とか
昔良く遊んだよ……。火吹山とかソーサリーとかドルアーガとかにゃんたんとかグレイルクエストとか展覧会とか送り雛とか……
と言う声もあろうかと思います。
昔流行りました
ファミコンと呼ばれるWiiのご先祖様みたいなゲーム機が流行る前の1984年。
ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」 (〈ファイティング・ファンタジー〉シリーズ)
- 作者: スティーブ・ジャクソン,イアン・リビングストン,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/03/26
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↑これは復刻版ですけど、小説でもあり、アドベンチャーゲームでもある、ゲームブックと言うエポックメイキングなエンタメが世にリリースされたのです。
当時は物凄く流行りました。
でもすぐにファミコンに取って代わられ、ブームは花火のごとく一瞬で終わりました。
でも愛好家は現在でもおり、細々と復刻や同人やAmazonKDPなどの他、出版社からも少ないとはいえ断続的に発行は続いてきたんです。
どんな奴?
具体的には筆者の運営しているサイトで恐縮ですけどこちらを御覧ください。
GameBook.xyz - 懐かしくて、斬新。ゲームブック
ブックと呼ばれる通り、書籍=小説の様に物語を読み進めます。
ただし、通常の小説とは異なり、読者が状況に応じてその場で与えられた選択肢を選び、それにより展開が変わり、様々な目的を達成させる冒険をするゲームでもあるのです。
つまり小説や漫画とゲームの良さをプラスしたものなのです。
近いのはノベルゲーム。
3rdシーズン ゆきこたんオリジナルゲーム開発プロジェクト|オレたちのゆきこたんプロジェクト|雪印コーヒー |雪印メグミルク株式会社より
ご覧のとおりアドベンチャーゲームです。
ノベルゲームはサウンド、イラスト、音楽や音声、文章、そして演出が全て揃っているのが普通ですが、ゲームブックは全て揃える必要はありません。
文章だけで作成することも可能です。
そのため、小中学生でもノートなどに自作で書き留めることが出来る手軽さがあります。
混同しないで下さい
でも、Amazonではゲームブックとゲーム攻略本が同じカテゴリーで扱われているので、稀に混同されるケースが有ります。
ゲームの情報本をゲームブックと誤表記される辺り、クソゲーとして扱われている感を禁じえません。
クソじゃないよ
でも本当は面白くて素晴らしいものなんですよ。
小説や漫画で名作はありますよね? それに付加してゲーム性を持たせることが出来ますからね。
嘘だと思うならこちらをご覧ください。 あと3日後に発売されます!(この記事は12月6日に読まれることを想定しています)
進撃の巨人ゲームブック ウォール・ローゼ死守命令850 (KCデラックス 児童図書第一出版)
- 作者: 藤浪智之,諫山創
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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進撃の巨人と言うコンテンツはアニメのみならず、映画にもなった大変人気のあるコンテンツです。それがゲームブックとしての派生バージョンも作られたのです。
なので皆さん、繰り返しますがゲームブックは実はクソゲーじゃなくて面白くて素晴らしいものなです。
ぜひ手にとって思う存分世界観を味わって頂ければと思います。
明日は誰なんでしょう? このエントリ執筆時点で決まってません。(T_T)
(12月2日追記)明日はbumWingsさんです。ぜひ御覧ください。
(12月3日追記)明日はEishoGounoさんでした。訂正いたします。ぜひご覧ください。
以上、北海道からでした。