代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

デジタルゲームブック「運命の森」のメーカーTin Man Gamesから返事が来ました。日本語版作成はペイしないんですって。クラウドファンディングはどうでしょう?

こんにつわ。

ゲームブック投稿サイトの管理者です。

以前筆者はこのエントリを書きなぐりました。 

blog.gamebook.xyz

「運命の森」の復刻版でもあるデジタルゲームブック「The Forest of Doom」に日本語版があればいいのにと思ってメーカーにメールしたんですよ。

そしたら返事が来ましたよ!

協同創業者のNeilから。

彼は今オーストラリアに住んでいますが元はイギリス人です。

さすが紳士ですねえ。

筆者もイギリス紳士の様な振る舞いを目指しており、愛犬を蹴飛ばされたら

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っと絶叫する心の準備だけはできています。

犬飼ってませんけどね。

はい。失礼しました。

とにかくTin Man Gamesとのやりとりを報告いたします。

 

目次

メールした内容

筆者からTin Man Gamesにメールした格子は下記の通り。

  • 何で日本語版ないのよ。あれや。
  • スティーブ・ジャクソンUK先生とイアン・リビングストン先生は日本でも人気だよ
  • ゲームブックはゲームと物語の良さを併せ持ってるべや
  • 物語は諸説や漫画や映画のように人を感動させるじゃろ
  • ゲームブックも人を感動させるポテンシャルを持ってるべや
  • 日本語版出そうって気なら出版社に聞いてみんよ

……と偉そうにつらつらと書いてやりましたよ。

冒頭に「(Kickstarterでお金出したから)火吹山のデジタルゲーム版で遊ぶのが楽しみだよ!」と書くことも忘れませんでした。

今となっては結構プレッシャーもかけてますよね。

リリースまだかよ。はよ!

って言っているようなもんですよ。

恐らく筆者のPC環境では動作しないと思われるのに。

英語力がないとは言えちょっとな~。

少しお金出したくらいで偉そうに言い過ぎでした。

すいません。反省。

なので返事なんて来ないだろうなあと思ってたら来ましたよ!

しかも凄く丁寧に。

返事の内容

著作権とかいろいろあると思うので転用を避け、内容をまとめますと

  • 英語圏ですらゲームブックマーケットはニッチ
  • 既にフランス語、ドイツ語、イタリア語など対応したがペイしない
  • 日本でも人気なのは分かる
  • 多国語版を作ったら金がめちゃかかり、大赤字
  • 悲しいけど日本語版は出せない

と言うことなんですね。

冒頭では

メールをくれて、そして日本でゲームブックを広めてくれてありがとう!

と大変温かい言葉を頂けましたよ。

大したことやってないのに。

忙しい業務の合間を縫って返答してくれて大変嬉しく思いました。

選択肢

まあ普通はここで引き下がるでしょうね。

でも筆者はゲームブック作家でもあるのです。

窮地に陥った時こそ

別の選択肢はないか?

と考えるのがゲームブック作家です。

なのでNeilに選択肢を投げつけてやりましたよ。

  • クラウドファンディングでお金集めれば? (Kickstarterで火吹山は集めたと言うことをほのめかして)
  • 日本では「キャンプファイヤー」や「レディーフォー」の方が有名だからそれをつかったら? 手伝うよ?
  • 日本人は10年学校で勉強しても英語できないくせに英語の勉強には関心があるから教育用途でも売れるんじゃね?(俺も英語できねーしw)

と書いてみました。

うざ!

なので勿論

君は断ってもよい

と言う選択肢を用意するのを忘れませんでしたけどね。

まあ普通は「No」と答えるでしょうね。

過去の過ち

筆者は過去にクラウドファンディングで大コケした苦い経験があります。

camp-fire.jp

失敗はしましたけど、プロジェクトを立ち上げることくらいは出来ます。

なのでNeilさえその気なら筆者は全面的に協力します。

まずは返事が来ないと思いますけど、何か来たらまたご報告します。

 

以上、北海道からでした。  

 

さて、あなたはどうする?
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