代々木丈太郎の何だか良く判らないブログ

主にゲームブックについて語ります。他、北海道ネタ、ホリエモン、雑談など

「ワタモテ」著者の「ちょく!」を全巻大人買い&読了。何度も読み返してしまう中毒性がある純情な変態(!?)ラブコメ

こんにちは。

eゲームブックを推進しているものです。

投稿サイトやマーケットサイトを運営していますので。

ぜひお立ち寄りください。

その割には今回もゲームブックネタではなく、漫画のレビューになります。

(すいません)

最近再ブレイクした「私モテ」 

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 13巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 13巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

 

その作者である谷川ニコ先生の恋愛コメディ 

ちょく! 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

ちょく! 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

 

「ちょく!」の全巻(1~4)を読破し、何度も読み返してしまったのでその時の模様を報告いたしますッ!

類まれなる純愛なラブストーリーだと(筆者は)感じましたので筆を執らずにはおられませんでした。

 

目次

容姿端麗なのに変態?

まずはこちらをご覧ください。

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↑男子高校生、直(なお)がトイレから出ようとしたときにJK芹花(せりか)とバッタリ。男子トイレになぜいる!? うんこ??

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↑やばい人と関わり合わないほうが良いと判断した直(なお)に立ちふさがり、興奮のため鼻血噴出。一目惚れし脊髄反射的に告白する芹花(せりか)。

互いに初対面。

これは強烈ですね。

さて、直はどちらの選択肢を選ぶのか?

もう、この流れに食い入るように筆者は銀行口座に残金僅かなのを知りつつ、カードでAmazonポチしてしまいました。

もちろん全巻まとめて、大人買い。

賛否両論のAmazonレビューの中、筆者はのめり込んで何回も通読しました。

中毒性がありますね。

どんな話?

できるだけネタバレしない感じでお伝えします。

(冒頭の4ページはあらゆる漫画販売サイトで無料で閲覧できるページですので転載をご了承いただければと思います)

発達障害と思われるJK「芹花(せりか)」が純粋で陰キャでぼっち(しかも成績が悪い、体力もない)の容姿だけはスカウトされるレベルの高校生1年の 男子「直(なお)」に一目惚れし、ひたすら恋愛成就のために破天荒な行動を起こすラブ・コメディーです。

登場人物

芹花

まあ、ご覧の通り芹花はちょっと変態入っています。

まず空気というものが全く読めません。

思ったことをすぐに口走るし、口調はビジネスライクでJK特有の話し言葉は一切ありません。

無表情で国語を苦手としており、相手の感情を読み取ったり自分の感情表現と言った意思疎通が困難。

その割には感情の起伏が激しく、無表情のまま喜怒哀楽を隠すことなく所構わず顕にします。

何というのか、恥じらいという感情が気薄ですね。殆ど無い。

直に対する恋愛感情だけは顔を顕著に赤らめるのと好対照です。

もう少し行き過ぎるとストーカーになるレベルですが、純粋に直を一途にひたすらに思いを募らせているのが随所に現れているんですよ。

ただ、お相手の直にしてみれば困惑と徒労が半端ないです。

ひたすら振り回され、意味のわからない言動に翻弄され、彼の高校生活は一変してしまいます。

もっとも、ぼっちでクラスで忘れられがちな存在の彼にとっては芹花は唯一の友達と言っていいでしょう。

直はコミュ障という訳ではありませんが、特に友達を必要としないタイプです。

一人で恋愛ゲームを楽しむタイプで秋葉原に良く通っています。

芹花に秋葉原に送ってもらったり、日々の様々なやり取りもあって、直としては友達として居てほしいと思っていますが、それが果たして恋愛まで発展するのか……!?

中学生までは勉強が出来たようですが、進学校に入り追いつかないようで成績は1年生の夏休みの時点で留年するほど悪い状態。

困った直に芹花が一肌脱ぐと言う展開もありますよ。

恋愛模様

直にしてみれば芹花の愛情は重たいでしょうね……。

ただ読者(というか筆者)は芹花の純粋な恋愛感情を応援したくなるのですよ。

ちょっと病的ではありますが、直とのデートであったり、看病であったり、家事に対して全力投球なんですよ。

直の関心を引くためなら自己犠牲も厭わないのでちょっと心配です。

全般的に言動がストーレートすぎるので周りはかなり引いてますしね。 

でも芹花は直の成績がものすごく悪いと知っても普遍の愛情を訴え、直の将来がニートであっても自分が子供含めて稼ぐから心配しなくていいと伝えています。

なんだかすごく一途な想いがひしひしと伝わってくるので、なんとか恋愛成就しないものかと読者は次のページを繰るのです。

自身の性格のため思い違いも多く、それにより気分が天国から地獄まで突き落とされたりもし(と言っても本人の勘違いなので直が悪いというわけではない)波乱な展開が待ち受けているのです。

芹花はエロい考えも躊躇なく発言するのですが、鼻血出血で暴走に歯止めがかかったりするので、そんなに変態っぽい印象は(筆者には)ありません。

黙っていればクールビューティーなのが芹花です。

まとめ

直が恋愛ゲームに耽り、選択肢を選んだあと

選択間違えたかな?

と葛藤するシーンが見ものです。

迫りくる芹花に直がどういう選択肢を取るかを見守る物語でもあります。

定期的な漫才のようなボケとツッコミがあり、感情表現の乏しい芹花が嬉し涙を流すシーンには涙腺がうるっときたり。

恋愛や進路で悩んだり、葛藤があったり。

こんな青春も歩んでみたかなあ(?)と思える夢中になれる作品です。 

ちょく! 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

ちょく! 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

 

どうぞお読みください。

 

以上、秋葉原からでした!

 

追伸

作中で芹花が笑顔を見せる描写がありません。僅かに感情の高まりから鼻から大量に出血し、気絶した時に満足げな微笑を浮かべるのが2回ある程度です。笑顔の芹花が見れたら最高なのですがね。続編出ないかな?

 

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