ジョブズがiPhoneをこの世に放ってウケたのはユーザー目線だったから。その流れをゲームブックも適応したらウケるんじゃない?
こんにつわ。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
さてネットはスマホ全盛期と言ったところですが、それはジョブズの功績。
ではガラケーとスマホの違いは何だったのでしょう?
ガラケーでの入力はボタンを何度も連打しなくてはなりません。
それで小説を書く人もいましたね。
今から考えるとめちゃくちゃ大変ですよね。
一度フリック入力やSiriのお世話になると、もう元には戻れません。
ジョブズは
- 状況に応じて変化する(日本語、英語、絵文字等で切り替わる)
- 道具不要、指で画面タッチ(DSで言うタッチペンが要らない)
- シンプルで感覚的にイケる(操作に説明書が不要でわかりやすい)
と言う革命的な入力方法を私たちに提示してくれたのです。
つまりガラケーとの違いは、ユーザー目線かメーカー目線かの違い。
ジョブズはユーザーにとって操作のしやすさ、わかりやすさを大切にしたのです。
この流れがしばらくはずっと続くことでしょう。
目次
掃除が嫌な人
きれい好きな坂上忍さんは掃除が好きそうですね。
でも多くの人は掃除が面倒に思えるのではないでしょうか。
掃除したくはないけど、部屋をキレイに保ちたい。
誰かが代わりにやってくれればなあ。
↑そんな時にはコレですよね。
掃除をするのに30分かかり、毎日する必要があるとします。
時給750円だとすると年間約13.7万円の作業量です。
つまり電気代や消耗品を含めても1年で元が取れる計算です。
ルンバが大ヒットしたのはご承知の通り。
ユーザーの気持ちに応えた商品だから売れたのです。
ユーザーの潜在需要
こう言う動きはルンバだけではありません。
クルマの自動運転も同じことがいえます。
運転するのが好きな方は一定数います。
でも面倒に思えたり、お酒が飲めなくなるし、下手をしたら事故を起こします。
だから
運転したくないけどクルマで移動したい!
と言う人が自動運転仕様のクルマを欲しがる訳です。
Googleを始め多くの企業が取り組んでいますから、現実的になることでしょう。
これも「運転したくないユーザー」の存在と需要に気づいた事で着手された例です。
ゲームブックの衰退
様々な種類のゲームブックが存在しますが、フラグとバトルなどでユーザーに複雑な管理や作業を強いることが多いのも事実です。
あるイベントをクリアしていないと次に進めないと言う処理をしなければ、ゲームとして成立させるのが非情に困難です。
そのため紙媒体ではユーザーに煩雑な作業をさせてもやむを得ない状況でした。
当然「面倒くさいことはしたくないけどゲームを楽しみたい!」と言うユーザーがいるはずです。
面倒くさいことの自動化はできないものか……?
出来ますよね。コンピュータのソフトウェアが代わりにやってくれます。
ファミコンやプレステ、XboxやWiiなど高度なコンシューマー機が普及し、今では多くの人がスマホを持っています。
スマホは電話と言うよりネットが出来るコンピュータです。
一昔のパソコンよりも余程処理速度や画面表示能力が高いですからね。
ゲームブック復興の兆し
ゲームブックツール
今はテクノロジーの進化で、Webページの技術でゲームブックで必要な作業はすべて容易に自動化できます。
フラグ処理は変数と条件文で行うことが出来、必要に応じて選択肢を表示させたり非表示に出来ます。
バトルもJavaScriptと言う言語を駆使すればあらゆる端末で処理が可能なのです。
ツールによってはマクロを使うことで実現可能なものもあります。
Squiffy - A simple way to write interactive fiction
Webページの技術から派生したものに電子書籍があります。
残念ですが電子書籍では変数やマクロ、JavaScriptの処理は無理です。
したがって今後のゲームブックは電子書籍よりは上記のツールを使って販売するとか、課金か広告料を取るというマネタイズ方式で提供していくのが一つの形かなと思います。
Webページは無料で見られるコンテンツばかりだから、課金が難しいところです。
スマホアプリ
もう一つはスマホでアプリでの提供。
すでに世界では下記のゲームブックアプリが流行っています。
どの作品も旧作のリメイクではなく、新たに書き起こされたものです。
パラグラフ遷移やフラグ管理、バトル処理の多くが自動で行われる上に音楽やサウンドがでたり、アニメーション表示されたりします。
アプリだからこそいろいろな演出を楽しむことが出来ます。
英語圏ならではのメリットも活かしてます。
日本語圏が1億2千のマーケットに対し、英語圏は17億人位(それ以上?)のマーケットがありますから圧倒的に有利ですね。
日本でリリースするには翻訳など言葉のハンディが悩みどころですね。
まとめ
時代や流行とともに商品やサービスは変わっていくものです。
ゲームブックが時代のニーズにどう変わっていけるか。
それが復活のポイントですね。
以上、北海道からでした。